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(263)コラムのご紹介

2024.03.01

相続サポートセンター本部のコラムをご紹介します。

今後、何らかの形で継続して皆さまにご紹介していきたいと思います。

↓ ↓ ↓

相続相談で争う間柄と言えば、圧倒的に多いのが「兄弟姉妹」です。その争いの原因は人によって様々ですが、中には「これは起こるべくして起こった争いだ」と感じることもあります。今回は「子を持つ親の責任」についてお話しします。

 

「あなたが悪いわよ」と妻は言いました。些細なことではありますが、私にも苦い思い出があります。

忘れもしない、あの夏の日。

その日はとても暑い日だったので、外出先でペットボトルのお茶を買いました。すると、なにかのキャンペーンで、フタのところに「おまけ」がぶら下がっていました。「緑色をしたパンダのおもちゃ」。かわいらしいので、娘へのおみやげにちょうど良いと思い、何気ない気持ちで家に持って帰りました。

それが悲劇の始まりでした。

私には娘が二人います。たしか上の子が幼稚園で、下の子が保育園くらいの時。二人ともあまり物には執着しないタイプで、割とおとなしく、今まで姉妹でケンカなどほとんどしたことがありませんでした。

私は、その小さなパンダのおもちゃを、「どちらかが気に入ってくれるだろう」と思っていました。なんとなく二人で遊んで、なんとなく喜んでくれるだろうと。しかし…。

「うわーん!」と大絶叫で響き渡ったのは、下の子の泣き声。

「私もパンダほしい!お姉ちゃんが!お姉ちゃんが!うわーん!」。その脇には、しっかとパンダを握りしめた上の子が、宙を見つめていました。目が、涙で真っ赤になっていたのを覚えています。

そう、妻の言う通り、間違いなく私が悪い。私の配慮不足です。私には娘が二人います。であれば、どうするべきだったのでしょうか。

答えは2択。「同じものをもう1つ買って、2つ持って帰るか」。もしくは「捨てて、1つも持って帰らないか」。どちらかにするべきだったのです。

今でも、お茶のペットボトルを見ると、あの夏の日のことを思いだします。

日々、相続相談を受けていますが、「それは親がもっと考えておくべきだった」と思うケースが多いです。兄弟姉妹は、赤の他人とは違います。小さな時から、同じご飯を食べて、同じ部屋で遊び、一緒にお風呂に入って、布団を並べて寝た「家族」です。そんな兄弟姉妹が、大人になって、親の遺産分割で血みどろの争いを繰り広げる…。「なんて悲しいことだ」といつも思います。

お父さん!お母さん!子どもが1人なら、まだいいのです。しかし「2人以上」いるのであれば、やっておかないといけないことがあります。

そうです。「遺言書」です。

それは、子を持つ親の責任です。財産が多い、少ないは関係ありません。実は財産が少ないほうが、相続ではもめるのです。

必ず「遺言書」は作成しておきましょう。「パンダのおもちゃ」は、お子様の数と同じだけ、あなたの手にはありますか。今一度、考えてみてください。

 

高橋 大貴

上級相続支援コンサルタント、AFP(ファイナンシャルプランナー)として税理士・司法書士等と連携し、様々な相続問題の解決に奔走するかたわら、セミナー講師としても幅広く活躍する相続対策のプロフェッショナル。

 

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