まじきら
STAFF BLOG
(105)東京大学薬学部教授の池谷裕二氏の講演
2020.09.11
先日、東京大学薬学部教授の池谷裕二氏の講演を聴いてきましたので紹介します。
AIと脳
AIは人が苦手としていることを助けてくれます。同じ時間で扱う量が全然違います。そしてビッグデータを分析し判断します。写真を分析することもビッグデータがあればできます。だから、がん検診時の写真を見て、良性か悪性かを判断できるようにもなりました。
それに対して人間の脳の記憶は正確とは言い切れません。脳は思い込みで判断します。おとりに惑わされたり、引っかかったりもします。そんな脳ですから工夫次第では楽しくご機嫌に生きることができます。例えば、「笑顔」を作ると楽しくなってきます。「笑顔」が先で、「楽しい」があとです。行動を先にすることでやる気のスイッチが入りやすくなります。
熱意、前向き、笑顔、ポジティブ、愉快を大切にし、楽しくご機嫌にいきましょう。
子どもの夢
「今の小学生の65%は、現在はない仕事をしている」という話を聞いたことがあると思います。だから、子どもに将来の夢を聞いてはいけません。今ある35%の職業から選んでしますからです。将来どんな世界がやってきても好奇心と適応力があれば大丈夫です。
志望動機
志望動機には「手段動機」と「内発的動機」があります。
「○○を守りたいです。」「○○に貢献したいです。」「技能を高めていきたいです。」は手段動機です。それに対して、「なんか楽しそう」は内発的動機です。こちらの学生の方が将来活躍する確率がかなり高いそうです。「好き」に理由はないからです。
楽しい講演会でした。特に印象的だったのは「行動することで脳に『やる気』スイッチが入ります。だから『やる気』は行動の原因ではなく結果です。」
「やる気がわかない」というのはどうも逃げるための言い訳のようです。
代表取締役社長 北嶋
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