まじきら
STAFF BLOG
(82)入居者の高齢化によるトラブル
2020.03.19
日本全体での問題と感じる高齢化社会は賃貸住宅の管理でも様々なトラブルの原因となりつつあります。 弊社での管理物件入居者でも入居者自体の高齢化がすすみ、現場では対応に追われる場面が多くみられます。
その中でも生活保護自給している入居者様は私が賃貸の現場にいた頃よりかなり増えているように感じます。
先日、入居者様の退去に立会いした弊社のスタッフから「向かい側のお部屋に住んでいるお客様が異常な行動をしていて業務終了後に立会いした部屋から出られない」という連絡が入りました。
その時は別のスタッフが現場に急行して一時的な対応で終了したのですが、後日その問題となる入居者様の状況を調べると、50代の女性で生活保護受給者でした。高齢とは言えない年齢でしたが勿論仕事もなくお一人での居住。実際のお部屋へ訪問してみると玄関前にゴミが散乱、外観からの確認でも室内もおそらくゴミが散乱しているような状態でした。
本人様は訪問でも玄関を開けては頂けなく、緊急連絡先である母親へ連絡。年齢は80代でした。親としても子供である当人への世話や協力は出来ないとの事でほとんど見放された状況である事も確認が出来ました。実際に50代である当人の見た目は70代くらいに見え、食事もまともにされていないように見えました。今後は行政の力を借りてどのように対応していくかを協議してしかるべき措置となるのですが、今後は10年くらいでこのような事案が更に増えると思うと、賃貸管理会社は高齢化社会の独り身入居者へ対応する部署を独自に設立していく必要性があるのではないかと感じます。
入居者様も高齢になり、その関係者も高齢化がすすむという時代ですので対策は早急にしていく事が業界的な責務と考えます。
資産管理部 中山
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