まじきら
STAFF BLOG
(77)「協力」と「裏切り」のカードゲーム
2020.02.14
相続対策はどれが正解ということはありません。このお話をご存じの方も、いらっしゃると思いますが、この機会にぜひもう一度考えてみていただければと思います。
1対1で「協力」か「裏切り」かの駆け引きをするゲームです。あなたと相手の互いの手札には「協力」と「裏切り」の2枚のカードがあります。両者とも「協力」のカードを出した場合には両者に3万円ずつ、両者とも「裏切り」のカードを出した場合には1万円ずつ、「協力」と「裏切り」のカードになったときには「裏切り」を出したほうに5万円、「協力」を出した方には1円も与えられません。どの手でいくのが得策か考えてみましょう。
回答A:「裏切り」を出すべきです
相手が「協力」なら5万円という最高金額を得ることができます。また相手が「裏切り」でも1万円得られます。いずれにせよ必ずもらえます。
回答B:「協力」を出すべきです
相手が「協力」なら互いに3万円ずつ得ることができます。2人合わせて6万円となり、プレーヤーの合計が最大となります。また両者が「裏切り」の時の1万円より高額になります。
みなさんはどちらを選びますか。これは「囚人のジレンマ」といわれるパラドックスで、考案から70年経った今でもどちらがよいかについて研究者の統一した見解はありません。ちなみに、何度も繰り返し行ってより多くの賞金を得るにはどうしたらよいかについて、様々な分野の専門家が考案いたプログラムで対決をしたところ、はじめは「協力」し、相手が裏切ってきたら次の回で「裏切り」、協力してきたら次の回も「協力」するという意外と単純な戦略になってしまったそうです。
代表取締役社長 北嶋
ご相談は無料です
メールでのお問い合わせ
メールマガジン
秋田住宅流通相続サポートセンターニュース
相続・節税の
お役立ち情報満載
ご相談は無料です
メールでのお問い合わせ
メールマガジン
秋田住宅流通相続サポートセンターニュース
相続・節税の
お役立ち情報満載