お知らせ NEWS

たまたまお見かけした時、私に声をかけるためにわざわざこちらまで来られて、「今度、相談しますね！」と言い残される方はとても多いです。その際、私はにっこりと笑って「はい、いつでもどうぞ。早めにご予約くださいね」とお返事しています。何気ないやり取りですが、それが最後のやりとりになることもあります。

お亡くなりになった後、ご遺族の方から「なぜそれを生前、本人に伝えてくれなかったのか？」と非難されることもあります。

しかし、どれだけ悪い状況だと分かっていたとしても、望んでいない方にこちらから出向いて説得することはできません。「相談しませんか？」と玄関のチャイムを鳴らして回ることはできないのです。「そんなこと聞きたくもない」「対策なんて必要ない」「うちは仲が良いから大丈夫」と思っている方が、大半なのですから。

もちろん、相談が必要ない方は、それでいいのです。声をかけない方やセミナーに来ない方に、相談をするべきと言っているわけではありません。

ただ、「相談しようかな」と思っている方は、急がないと本当に間に合わないのです。

高齢化、物忘れ、腰痛、ひざ痛、認知症…。相続の問題は時間との戦いです。習い事、旅行、宴会、孫の世話、ゴルフに釣りに山登り…。世の中は誘惑であふれています。その誘惑に打ち勝ち、しっかりと相続の対策を立てましょう。

きちんと「対策」を終えて、「憂い」をなくし、「気持ちよく長生き」しませんか。お悩みがある皆さん、それでは元気なうちに、またお会いしましょう。