秋田県秋田市で相続にお悩みの皆さまへ!各分野で実績豊富な専門家があなたの様々な相続問題をサポートします!!

秋田住宅流通相続サポートセンター

018-803-0115

受付時間:9:30〜17:30(土日祝は除く)

お知らせ NEWS

  1. HOME
  2. お知らせ
  3. コラム「子を持つ親の責任」

コラム「子を持つ親の責任」

2023.09.25

相続相談で争う間柄と言えば、圧倒的に多いのが「兄弟姉妹」です。

その争いの原因は人によって様々ですが、中には「これは起こるべくして

起こった争いだ」と感じることもあります。今回は「子を持つ親の責任」に

ついてお話しします。

 

「あなたが悪いわよ」と妻は言いました。些細なことではありますが、

私にも苦い思い出があります。忘れもしない、あの夏の日。

その日はとても暑い日だったので、外出先でペットボトルのお茶を買いました。

すると、なにかのキャンペーンで、フタのところに「おまけ」がぶら下がっていました。

「緑色をしたパンダのおもちゃ」。かわいらしいので、娘へのおみやげにちょうど良いと思い、

何気ない気持ちで家に持って帰りました。それが悲劇の始まりでした。

私には娘が二人います。たしか上の子が幼稚園で、下の子が保育園くらいの時。

二人ともあまり物には執着しないタイプで、割とおとなしく、今まで姉妹でケンカなど

ほとんどしたことがありませんでした。

私は、その小さなパンダのおもちゃを、「どちらかが気に入ってくれるだろう」と思っていました。

なんとなく二人で遊んで、なんとなく喜んでくれるだろうと。しかし…。

「うわーん!」と大絶叫で響き渡ったのは、下の子の泣き声。

「私もパンダほしい!お姉ちゃんが!お姉ちゃんが!うわーん!」。その脇には、しっかとパンダを

握りしめた上の子が、宙を見つめていました。目が、涙で真っ赤になっていたのを覚えています。

そう、妻の言う通り、間違いなく私が悪い。私の配慮不足です。私には娘が二人います。

であれば、どうするべきだったのでしょうか。

答えは2択。「同じものをもう1つ買って、2つ持って帰るか」。もしくは「捨てて、1つも

持って帰らないか」。どちらかにするべきだったのです。

今でも、お茶のペットボトルを見ると、あの夏の日のことを思いだします。

日々、相続相談を受けていますが、「それは親がもっと考えておくべきだった」と思うケースが

多いです。

兄弟姉妹は、赤の他人とは違います。小さな時から、同じご飯を食べて、同じ部屋で遊び、

一緒にお風呂に入って、布団を並べて寝た「家族」です。そんな兄弟姉妹が、大人になって、

親の遺産分割で血みどろの争いを繰り広げる…。「なんて悲しいことだ」といつも思います。

お父さん!お母さん!子どもが1人なら、まだいいのです。しかし「2人以上」いるのであれば、

やっておかないといけないことがあります。

そうです。「遺言書」です。

それは、子を持つ親の責任です。財産が多い、少ないは関係ありません。実は財産が少ないほうが、

相続ではもめるのです。

必ず「遺言書」は作成しておきましょう。「パンダのおもちゃ」は、お子様の数と同じだけ、あなたの

手にはありますか。

今一度、考えてみてください。

ご相談は無料です

お電話でのお問い合わせ

018-803-0115

受付時間:9:30〜17:30(土日祝は除く)

メールでのお問い合わせ

お問い合わせフォーム

メールマガジン
秋田住宅流通相続サポートセンターニュース

相続・節税
お役立ち情報満載

ご登録はこちらから

ご相談は無料です

お電話でのお問い合わせ

018-803-0115

受付時間:9:30〜17:30(土日祝は除く)

メールでのお問い合わせ

お問い合わせ
フォーム

メールマガジン

秋田住宅流通相続サポートセンターニュース

相続・節税
お役立ち情報満載

ご登録は
こちらから