お知らせ
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◎相続事例◎ローン債務のあるマンションの贈与について
2023.04.25
【内容】
マンションの生前贈与に関して相談したいです。
具体的には、親からローンが残ったマンションをもらう予定です。
贈与する時にかかる税金について知りたいのと、親からローンが
残ったマンションをもらうのがいいのか、ローンを払い終わった
マンションをもらうのがいいのか、1番節税できる方法について
知りたいです。
【回答】
一般的的には、ローン債務のない不動産を贈与してもらった方が
税務上は有利になります。
①ローン債務のない不動産の贈与の場合
不動産の相続税評価額に対して受贈者に贈与税課税
➁ローン債務のある不動産の贈与の場合
不動産の通常の取引価格(時価評価額)から債務を控除した金額に
対して受贈者に贈与税課税
理論上、マンションの相続税評価額は通常の取引価格よりかなり低く
なります。
したがって、①の方が税務上は有利場になりやすいです。
ただし、条件によっては、➁でも支障がない場合があります。
また、生前贈与よりも相続まで待った方が最も節税に繋がる場合が
あります。
更に、費用負担という面でいえば、名義変更登記に関する費用
(登録免許税・不動産取得税)も考慮すべきかもしれません。
名義変更登記に関する費用は、贈与よりも相続の方がかなり安く
済むからです。
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