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生命保険のイロハ「新型コロナウイルス感染症は保険がおりる?」
2020.10.01
新型コロナウイルスに感染した場合、医療保険から支払い対象になるのはどのような場合でしょうか。
今回は、「入院給付金」と「検査費用」など給付される内容についてご紹介します。
入院、通院の保険は通常通り
「入院給付金」については、多くの生命保険会社から取り扱いについて発表されています。万一、新型コロナウイルスに感染し、医師の指示のもと入院した場合は、通常の疾病入院と同様にみなされます。そのため、契約通り、入院日数に応じて医療保険から給付金が支払われます。
「退院給付金」については、退院後に通院することになってしまった場合でも通院給付金が支払われる種類の医療保険であれば、給付金が支払われます。ただし、通院給付金は「○日以上の入院をした場合に限る」など、入院後の通院に限られることが多いため注意が必要です。
病気やケガで手術を受けた際に支払われる「手術給付金」についても、入院給付金、通院給付金と取扱いは同様です。新型コロナウイルスかどうかは関係なく、保険会社所定の疾病での手術であれば、給付金は支払われます。
PCR検査は公費負担、抗体検査は自己負担
「検査費用」についてはどうでしょうか。もともと医療保険には検査費用給付という項目がないため、給付金はありません。ただし、新型コロナウイルスの場合は感染疑いの検査入院であっても医療保険の保障対象となります(医師の指示による入院に限ります)。これは検査結果が陽性、陰性どちらの場合であっても同様です。入院日数に応じて給付金を受け取ることができます。PCR検査の費用については、現在、公費負担となっており、ほとんど費用負担はありません。「抗体検査」については自由診療となっており、費用は自己負担となります。
ホテルや自宅療養の場合も給付金の対象
軽症のため入院できず、ホテルや自宅で療養した場合はどのような取り扱いになるのかも気になるところですね。現在、多くの保険会社では、特例措置として医療機関の事情により新型コロナウイルス感染者が入院できず自宅やホテルなどの臨時施設で療養した場合でも、医療保険の給付金の支払い対象とすることを発表しています。なお、給付の条件として、治療期間を確認できる医師の証明書の提出が必要です。
ポイント
新型コロナウイルスはまだこれだという治療方法が見つかっていません。もし感染した場合、保険から給付金が支払われるかは保険会社により対応も変化していきます。最新の情報は国・自治体のホームページ等でご確認ください。
各保険の保障内容、給付金の支払い条件は公表されている内容をもとに主だったものをまとめていますので、給付金の支払いを約束したものではありません。個別の保障内容、給付金の支払い有無は各保険会社へご確認ください。
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