お知らせ
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◎相談事例のご紹介◎生前対策について
2020.07.01
全国相続サポートセンターで受け付けた相談事例をご紹介します。
【内容】
まだすぐの状況ではないのですが、今のうちにやっておいた方が良い事がないかとご相談させて頂きます。
状況
・妻の両親 70~80才
・妻には妹がいて、両親と同居中の3人暮らし
・妻の両親は、オーナーズマンションを持っているが借入れ。家賃にて借金返済中。全て外部委託。
・妻の母親は、健康状態良好。家の家計や確定申告は専門の補助を受けながら行っている。
・妻の父親が、アルツハイマー病になり補助を受けている。
・病状は、現在みたところはそこまで深刻の状態ではなく、昔の事は分かるが、最近の事は分からない。という状態。私の事も分かる。
・妻の両親とも将来マンション自体は私に譲る。今でも家計を任せたい。という状態
このような状態でございますので将来的には、私がこのマンションを継いでいかなければいけないと思っています。ただ両親、両方とも健康状態としては良好。遺書というのもまだ早い気もしますが、急に病状が悪化するとも限らず、何か出来ることはないかと相談した次第でございます。
【回答】
生前対策は大きく分けて
①遺産分割対策
②納税資金準備対策
③節税対策の3つがございます。
いただいたメールでは②③にはまったく触れられていませんが、②③は一切不要と考えてよろしいでしょうか。正しく判断するためには、奥様のご両親それぞれの所有財産の内容と時価額等の情報が必要です。したがって、大変申し訳ございませんが現段階では責任を持った具体的なご提案が困難な状況です。
なお、①についてですが、一般的に考えられる対策としては・生前贈与・遺言・家族信託・養子縁組の活用などです。状況によってはその他の対策もございますが、これも現状では詳細不明なため判断が難しいです。いずれにしましても、ご両親の判断能力・意思能力に問題が生じてしまうと対策は一切できなくなります。特にお父様の方はアルツハイマーとのことですから、一刻も早く着手しなければならない状況のように思われます。
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