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生命保険のイロハ「生命保険の仕組みについて」

2020.05.01

ご自身が加入している生命保険の保険料が、どのようにして決まっているかご存知でしょうか。今回は意外と知られていない、保険会社の仕組みについてご紹介します。

 

 

保険料の算出方法

生命保険は、大勢の人が保険料(掛け金)を負担しあい、それを財源として死亡時や病気になった時に保険金や給付金として受け取るという「助け合い」「相互扶助」の仕組みによって成り立っています。では、保険料はどのように決まるのでしょうか。一般的には「予定死亡率」「予定利率」「予定事業費率」という3つの予定率にもとづいて計算されています。

予定死亡率

死亡率とは、1年間に死亡する人数の割合です。過去の統計をもとに男女別・年齢別の死亡者数を予測し、将来の保険金の支払いにあてるために必要な保険料を算定する際に用いる死亡率を、予定死亡率といいます。

予定利率

保険会社はあらかじめ資産運用による一定の運用収益を見込み、その分保険料を割り引いています。この割引率を予定利率といいます。

予定事業費率

保険会社は事業の運営上必要とする経費をあらかじめ見込んで保険料の中に組み込んでいます。この割合を予定事業比率といいます。

また、保険会社では、保険金の支払いに備えるために、収入保険料の一部を積み立てておき、保険金を安定して支払えるようにしています。この積み立てを「責任準備金」といいます。責任準備金は、生命保険業界全体で315兆円(平成27年度末 ※一般社団法人生命保険協会を参照)という非常に大きな資金量で、この資金を運用して得られる収益をあらかじめ見積もっておき(予定利率)、保険料を安くします。さらに、生命保険事業を営むための様々な経費(事業費)をあらかじめ見込んで(予定事業費率)組み込んだものが皆様に提示される保険料(掛け金)となります。

 

ソルベンシーマージン比率とは

ソルベンシーマージン比率とは、「保険会社が保険金を支払う余力」の指標です。保険会社は、将来の保険金などの支払いに備えて責任準備金を積み立てており、通常予測できる範囲のリスクについては責任準備金の範囲内で対応します。しかし、大幅な環境変化など、予想もしない出来事が起こる場合があります。例えば、大災害や株価の大暴落などですが、こういう事態に対応できる「支払余力」を有しているかどうかを判断するための、行政監督上の指標の一つがソルベンシーマージン比率です。

ソルベンシーマージン比率の指標は200%と決まっており、200%を下回った場合は、監督当局によって早期是正措置がとられます。逆にこの比率が200%以上であれば、健全性を満たしていることになります。

ポイント
保険に加入すると、お金を長期に渡り保険会社に支払うことになるので、保険会社の健全性を知っておくことは大切なことです。

 

 

保険料(掛け金)の仕組みも理解しておくと支払う保険料の参考になるのではないでしょうか。

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