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まじきら(31)
2019.03.08
まじめな話を気楽に発信!!
当サポートセンター担当者が毎週金曜にさまざまな情報をお届けします!!
物権変動と相続
物権変動とは、物権の発生・変更・消滅のことです。
①被相続人からの譲受人と相続人の関係
被相続人Aから土地建物を購入したBと、Aの相続人Cとの関係はどうなるのでしょうか?CはAの売主としての地位を受け継ぐので、CはBに対する不動産の引渡義務を負います。
②複数の相続人がいた場合
被相続人である「アパートZ」のオーナーAと、Aの相続人である子Bと子C。被相続人の死亡と同時に相続財産のアパートZはBとCの共有になります。持ち分は2分の1ずつです。子それぞれが自分の持ち分を譲渡するのは自由です。Cが持ち分をDに譲渡すると、アパートZはDとBの共有となります。CがBの持ち分までDに譲渡しても、原則としてDはBの持ち分についての所有権は取得しません。Bは登記がなくてもDに自己の持ち分を主張できます。
ここで!!
2018年度 宅地建物取引士試験の問題をご紹介!
Q:相続に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。
1 無権代理人が本人に無断で本人の不動産を売却した後に、単独で本人が相続した場合、本人が自ら当該不動産を売却したのと同様な法律上の効果が生じる。
2 相続財産に属する不動産について、遺産分割前に単独の所有権移転登記をした共同相続人から移転登記を受けた第三取得者に対し、他の共同相続人は、自己の持ち分を登記なくして対抗することができる。
3 連帯債務者の一人が死亡し、その相続人が数人ある場合、相続人らは被相続人の債務の分割されたものを承継し、各自その承継した範囲において、本来の債務者とともに連帯債務者となる。
4 共同相続に基づく共有物の持ち分価格が過半数を超える相続人は、協議なくして単独で共有物を占有する他の相続人に対して、当然にその共有物の明け渡しを請求することができる。
正解は…
4です!!
皆さんはわかりましたか?
資産運用課 小田島
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