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生命保険のイロハ
2019.01.10
上手な資産形成「確定拠出年金(個人型)」
今後、加入者が増えると予測される個人型確定拠出年金について解説します。 平成29年の税制改正により、今まで加入できなかった方でも新たに加入できるようになりました。
「個人型確定拠出年金」とは?
個人型確定拠出年金(通称iDeCo=イデコ)は、自分で積み立てる「自分年金」です。 平成29年1月に制度が改正され、今後加入者が増加すると予想されています。
これまで、個人型確定拠出年金については公務員、企業年金制度のある会社員、専業主婦(夫)の方などは加入できませんでした。しかし、制度改正により、現役世代のほとんどの方(原則として60歳未満の公的年金加入者が対象)が加入できるようになり、一部報道では今後加入者数は900万人を超えるともいわれています。
個人型確定拠出年金の特徴
確定拠出年金には「個人型」と「企業型」がありますが、今回は個人型について詳しくお話します。個人型は「個人」が積み立てるものです。個人型は制度改正により、これから拡大していくことが見込まれます。
①老後資金の準備
積み立ての際に支払った掛金は、全額所得控除になります。
例:課税所得330万円超695万円以下の方が月1万円(年間12万円)を拠出した場合の所得控除の効果(税率20%で試算)→年額2万4,000円
掛金は月5,000円から1,000円単位で自由に設定可能です(掛金には上限があります)。また、掛金は1年に1回見直しができます。
②掛金は投資商品で自由に連用
投資商品には定期預金や投資信託など様々なものがあります。運用益が非課税の場合、加入者ごとに運用商品(割合)を選定。商品の変更はいつでも可能です。
③積立金の受け取り時の控除について
一時金として受け取る場合は、退職所得として退職所得控除が適用されます。また、年金として受け取る場合は、雑所得として公的年金等控除が適用されることになります。
*掛金の上限額は?
・ 企業年金制度がない
会社員の方:27万6,000円(年間)
・ 企業年金制度がある
会社員の方:原則24万円(年間)
・ 公務員の方:14万4,000円(年間)
・ 自営業の方:81万6,000円(年間)
・ 専業主婦(夫)の方:27万6,000円(年間)
個人型確定拠出年金の留意点
確定拠出年金の積立金は、ご自身で運用商品を選び、実際に運用した成果が将来の受給額に反映されます。運用の成果によって大きく資産を増やすことができる一方で、元本を下回ることもあります。
また、原則として60歳になるまでは、法令上、年金資産を引き出すことができません。
加入時及び運用期間中に各種手数料、または、運用商品に係る費用がかかります(詳細は各金融機関へお問い合わせください)。
節税と老後資金の準備のために、個人型確定拠出年金を検討されてはいかがでしょうか。
※「元本確保型」の商品もありますが投資信託等の商品の場合は元本を下回る可能性もあります。
※受給開始年齢は、加入期間等に応じて決まります。
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